ウェアラブルデバイスは病気のシグナルを出してくれるが問題はここにある
実際に心電図異常が表示されて、病院へ行かせた事例を目にしたことがある。問題は、保険点数がつかないこと。患者自身が異常値と正常値の違いがわからないこと。 https://t.co/2TngFeTITB @MobiHealthNewsさんから
— 山崎博史 (@gennesaretcare) 2017年1月13日
問題点
- CGMのような患者の生死に関わるようなデバイスも出てきているのだが、患者自身が正常値と異常値の違いが分からないことにある。医療機関できっちり指導できているかが問題だ。ただ、単に薬を処方しているだけでは医者として片手落ちだ。
- 診療報酬がつかないことに問題がある。以前にももう一つのブログで書いたが、診療報酬がつかない事に医療機関は二の足を踏んでしまう。
- 電子カルテと情報のやり取りができない。富士通やパナソニックなど大手の電子カルテは自社の囲い込みが最重要課題だ。そのため、他社のデータを取り込むことができないようにしている。院内のデータと照らし合わせたりするにはペーパーでの目視でしかできない。
- そもそも、デバイスに詳しい医者が少ない。病院ならまだ何とかなりそうだが、開業医特に50歳以上の医者のITリテラシーは非常に低い。このような効果のあるデバイスが世の中に出ていること自体知らないし、知ったとしても関心がない。